シリア・ヨルダン旅行記 10

投稿日:2010年12月10日 | 最終更新日:2010年12月10日

<7日目>

ホテルのサロン。
ガラスの天井は砂漠地帯において
「綺麗な状態を保つためには定期清掃が必要な物=維持管理費のかかるぜいたく品」に分類されるのだとか。

ダマスカスの市内観光。
国立博物館

入り口にあるこの綺麗なモザイクの門は実際に遺跡にあったものを移築。


移動中に見た「これぞ中東!!」ってイメージの路線バス。(長距離バスかも?)


バスで通りかかった裁判所前。多くの人が出入りしててフランクな雰囲気・・・


通りすがりのケバブ店。
焼かれたお肉の左にはまだ焼いてないお姿で吊ってあります。
このお肉を見て「美味しそう」っていえたら通。


ウマイヤド・モスクに行くためにはこのアーケードを通っていきます。
天井がちょっとづつ破けてるところがなんとも凄い・・ハトのフンで銅版が腐食したために起きてるみたい。


なんとも斬新なわたあめ売り。
担ぐ棒に斜めにわたあめを差し込んで大量に持ち運べるようにしてます。


アーケードが切れると別の遺跡越しにウマイヤド・モスクの塔が見えます。


横を見るとよくあるザクロジュースの屋台が。おばちゃんが買ってます。

ウマイヤド・モスク外観

ウマイヤド・モスクの内側から見たところ。

床の石は皆が素足で歩けるようつるっつる。


ウマイヤド・モスクの中、緑色の小さな廟は

洗礼者ヨハネのお墓。
サロメ嬢に「うまく踊れたらあいつの首が欲しい☆」なんて言われちゃった方のヨハネさんです。
イスラム教のお墓の中にキリスト教の人のお墓おいていいの?と身も蓋もない質問をしたところ
「洗礼者ヨハネもまた預言者として敬われる存在だからだよ~」
と的確なお返事を貰いました。ナルホド。
(キリスト教もイスラム教も’預言者’の存在って大きい気がする。)

サラディーンの霊廟

こじんまりとした1つの建物。中はお墓のみ!というシンプルなもの。
内装は豪勢です。

アゼム宮殿

アゼムさんによって建てられた宮殿。
宮殿というには小さく、「大豪邸」クラスの建物。

庭にカリンのような植物が植わってた。


バザール近くにあった英雄像・・・由来忘れちゃった


街を歩いているとこんな路上の物売りを良く見ます。
売ってる物はティッシュ、甘いおやつ・ナッツが多かったかも。

マルーラ村にある聖サルキス教会と聖テクラ教会へ

マルーラ村は西アラム語という言語の話者がいます。
アラム語とはイエス・キリストが喋っていた言葉のこと。
今ではアラム語を話せる人がかなり少なくなっているそうです。

聖サルキス教会は内部撮影が禁止なので門のところでこんな写真を撮ったっきりです・・
4世紀に’アポロ神殿のあった場所にキリスト教を捨てなかったために殉教したサルキスさんの為に作った’教会、だったかな。
「世界最古のキリスト教の教会(といわれている物の1つ)」だそうです。
売店にて「アラム語の教科書」をゲット。世界でここにしかない貴重な教科書です。
と言っても英語とアラム語で書かれているようなので語学マニア向けの物であることは確かw

聖テクラ教会

入ってからずっと階段と言っても過言ではないこの教会(修道院)。

この断崖にある箱のような所が教会の一番奥の部屋になってます。
中は洞窟みたいで、外側は補強の為にレンガがつんであるみたいでした。
この教会、聖テクラさんの為にできた教会なんですが、
「貴婦人聖テクラさんがパウロの弟子になったら(キリスト教に改宗したら)お父さんが怒って追手の兵士を差し向けてきた。
逃げるために祈ったら山が真っ二つに割れたのでそこから逃げられました。ラッキー☆」(諸説あり)
だから街の名前もマアルーラ(マアラ=アラム語で「入口」)って言うのよ、と教えてもらいました。

装飾のついた銅の扉。


マアルーラの街。狭い谷に家が密集しています。

シリア砂漠のど真ん中、パルミラへ!

トイレ休憩で寄ったバクダッドカフェ。
何かの毛皮の裏側に地図が書いてありました

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