チベットに行ってからそろそろ1年が経とうとしています。
チベットに行って、「チベット族」と
「少数民族でない中国人(ex:北京や成都あたりの中国人)」の軋轢を感じました。
旅行のガイドさんがかなり本音をぶっちゃけてくれていたので、
チベット族の本音なんじゃないかな、と思います。
その人はこんなことを言っていました。
「身近なことで言えば、チベット族はまだまだ商売がヘタ。
そこに都会の中国人が入ってきてうまく商売をするので
チベット族の町なのにどんどん中国人に利権を取られてしまう。
結果高い給与も得られる職もないし、低い給料で中国人の下で働かされる。
チベット族だって今頑張っている。これからだ。
なのに中国人は都会からどんどん安い品を(鉄道もできたし)運んでくるわ、
収入が少ないチベット族の家から安く買い叩いて骨董品集めてしまう。
骨董品(といっても、家具などまだ使える味のあるもの等)が流出してしまうのも
チベット族の一人としてなんとかならないのか、せめてチベット族の手で売るような(チベット族に収入が入るような)方法がないのか、悩んでいる。
本当は中国人は好きじゃない。いい人も居るけど悪い人が多い。」
なんかまぁ、すごく正直でした。
言われて、すとんと腑に落ちるような。納得するような。
今の中国は、チベットを潜在資源の豊富さから手放したくない。
(それが目的であんな高地を制圧しましたしね)
だけど、ほんとに体(資源)が目当ての付き合いなんですよ。
しかも相手に嫌われてる。
チベットの皆さん。頑張って。
あと中華。いい加減人のものを奪って商売しようとするのはやめなさい。
アカウントハックのコメントとトラックバック、多すぎる☆(ゝω・)v
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http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2366027/2748240
「暴徒が市民13人殺害」とチベット当局、武力鎮圧は否定
2008年03月17日 15:05 発信地:北京/中国
【3月17日 AFP】中国当局は17日、チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で起きた騒乱で、「罪のない市民」13人が暴徒によって殺害されたと発表した。一方、武力鎮圧については否定した。
チベット自治区のジアンパ・ピンツオ(Qiangba Puncog)主席は、14日の暴動で市民らが「焼き殺されたり刺し殺されたりした」と述べた。これまで国営通信社は騒乱による死者は10人と報じていた。
同主席は、「暴徒らは極めて残忍だった」と述べ、無関係の人間にガソリンをかけ火をつけたり、巡回中の警官を殴り倒し刃物で肉を切り取ったりしたと語った。
抗議行動の参加者に死者が出たかとの問いについては、治安当局の拘束を逃れようと3人が建物から飛び降りたと述べたが、3人の安否は明らかにしなかった。(c)AFP
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