LOVELESS 5 (5)
高河 ゆん
2巻が出た当時、1-2巻をまとめて読んだのですが
その時はあまりのり気じゃなくて完結したら買えばいいかーと思ってました。
最近アニメ化の事もあり「読んだ?」と聞かれることが多いので
既刊分1-5巻を買って読みました。
この本を乱暴に紹介してみると
ご主人様は小学校6年生のチビねこみみ人格交代ショタっ子
対する下僕はハタチの蝶は安易にピンで標本にされちゃうから嫌いと言っちゃってる芸術やってる大学生
が、
言葉による闘争を行いご主人様の実兄が姿を消した理由を日常生活をしつつ探す。
こんなかんじ。
さしさわりのなーい説明文です。
これ見て買う気になるかはわからないけど・・
読むなら途中の巻で止めないで一気に読んでったほうがいいと思う。
高河ゆんテイストバリバリです。
こっから先はネタバレちっく
大きなコマ割になると下僕が美人じゃなくなる気がします。
戦闘シーンに関してですが、言葉を使用し戦闘するという独特のスタイルです。
魔術士vs魔術士、みたいなかんじ。
二人一組で戦うのが普通。
言葉を操って攻撃を仕掛ける「戦闘機」
敵の攻撃によって与えられるダメージを引き受ける「サクリファイス」
がペア。
”同じ名前を2人で分かち合う”というのが特徴。
戦闘前に相手に名乗らせるのも細かいけどポイントかも。
相手が偽名を名乗ったり、サクリファイスなしの戦闘は与えるダメージが1/2とか1/4になってしまうという設定。
今のところその設定が生きた戦闘なんてあったかなぁ。
戦闘は特殊なフィールドを使って行う。
戦闘を宣言すること(自分側のフィールド展開)→相手がそれを了承する(同時に相手側がフィールド展開)ことで戦闘を開始することが出来る。
相手のサクリファイスを完全に拘束する/又は戦闘機を戦闘不能(死亡?)になるまでが肉体に攻撃をしかけることにより勝利。
戦闘機はスタンドアロンが可能。その場合「戦闘はオートで」と宣言文に入る。
その場合相手の攻撃は全て戦闘機が引き受ける。
ペナルティは上に書いたとおり。
子供はねこみみ+しっぽ有だけどえっちすると耳もしっぽもなくなる=大人になるという設定。
だから外見で「大人」か「コドモ」の見分けが付く・・のも1つのウリかなぁ。