シリア・ヨルダン旅行記 6

お昼ごはんが終わったら、自由行動。殆どの人はそれぞれのペースでエドディルに向かいます。

ライオンの墓。中央の亀裂は盗掘ではなく自然にできたものらしいですが・・本当かな?
レストラン>ライオンの墓>エドディルとずっと上り。大きな階段状の石を上がること800段↑

こんな、岩の塊の上をずーっと歩いていきます。


エドディルについてやったー!ついたー!!とかはしゃいでいると道がまだ続いてるよ?

地元民(子犬)<ここまで来たならあっちまで行っちゃいなよ!!

・・・・

END OF THE WORLDなんて書いてある!
あとどれくらいなのー?なんていいながら歩くとこんな隅っこに到達!

ここで崖になっていて折り返し。


振り返れば、エドディル。
こうやってみると、そう遠くないですね。アップダウンはあるけど。


行きは余裕がなくて気がつかなかったけど、足元に柱のような物が・・・どこかから剥がれ落ちたのかな。

行きはのぼりだったので帰りはくだり。心に余裕ができたのでその辺で客待ちのロバに話しかける余裕も。
おーいロバー・・・?

「ハエが多くてね!!」(顔ぶんぶん振ってる)
取り込み中でした。歩いてる分にはハエにたかられたりしません。
ロバみたいに同じ場所にずっといるとハエの標的にされるようです。


これがお昼食べたレストランの近く。門が残ってました。
こうやって見ると土台が高いですねーこの門・・


どんどん戻って岩窟墳墓群のあたりのカフェでお茶・・ならぬコーラ!

猫がかまってもらえないと見ると、次は足元でおくつろぎタイムに突入。

それを見た子猫が遠くからもダッシュで参戦!

でもごめんもういくよ・・!!

Σ(‘□’*)
・・・・・・・猫のこんな表情初めて見ましたw

さっきスルーした墳墓群を見学しに行きます。丁度カフェ付近。

お食事中のロバ。近寄ったら「今仕事中じゃないんだけど」という迷惑そうな目で見られましたw


こんな墳墓がゴロゴロしてます。
外壁は結構高いところまで細工がありますが、中はどこも非常にシンプルなのが特徴です。

背後を見ると過積載ロバがお仕事中。さっきのオフのロバと比べるとその過積載っぷりは歴然!

これで丸一日がかりのペトラ観光が終了しました。
この旅でもっとも遺跡度の高い観光でした。

\下のほうが風化しちゃってピンチです/

シリア・ヨルダン旅行記 5


遺跡の中でお店を開いているベドウィン達。
天然の岩を砕いて作った砂、または天然の色素を混ぜた砂を使って砂絵を描いてます。
ビンに接着剤を塗る→砂を貼り付ける→繰り返し→最終的に接着剤を混ぜた砂で空いてるところを埋める→完成
なので、持ち帰るときはあまりガタガタ揺れないようにしておかないと、砂絵がくずれちゃいます。


売店の後ろも小さな墳墓が一杯!


騎馬警官(多分遺跡巡回用)とラクダに乗る子供(ベドウィンの子供)
この子達は客が来るまで商売道具に乗って待機か・・!

手近な墳墓に上ったところ。

この鮮やかな壁が気に入ってここ掘ったんだろうな・・って感じがします。
本来はもっと部屋が閉じてたはずですが、風化やベドウィンが住んだことによる破壊などでかなりオープンエアに。

子猫に接待を強要されるの図


ちらっと写ってるのがスルーガイド。
特徴は足が長くて歩くのが早い。
奥は客待ちのロバさんたち。
下が砂利道になってるのがわかりますか?
ペトラは
・ローマ帝国の石畳(入り口)
・砂利が深いところ(エルカズネ付近)
・浅い砂利に大きな石がたまにある(砂絵お店付近)
・土+砂利(↑の写真のあたり)
・砂岩の岩の上(これから先)
と道路状況が色々あります。汚れてもいい歩きやすい靴でトライしてください。


どこからともなく現れたわんこ。


撮ったときは気がつかなかったけど実は下のほうが修復中で岩のブロック積んでる墳墓
あそこがお昼ご飯食べるレストランですよ~
って言われたらみんな心なしかダッシュ気味

画面から伝わるかしら?

ペトラはこれでやっと2/3到達です。(距離的にもペトラ記事的にも)
次回!’END OF THE WORLD’ タイトルが最終回っぽいのは気のせいですw

シリア・ヨルダン旅行記 4

丸一日ペトラ観光!
・エルカズネ
・劇場
・岩窟墳墓群
・ライオンの墓
・エドディル
に行ってきました!

この日は2万5000歩↑歩いてます。
そして地面は砂/砂+小石/砂+岩/岩と場所によって違います。

まず、面白いのが乗り物の分業制。
遺跡入り口~エルカズネまでは馬か馬車
エルカズネ~劇場のはずれはラクダ
それ以上奥はロバ
という感じ。
遺跡敷地の入り口から遺跡の看板までは新しく作られた土の道。

馬と馬車はレーンが違うので安心です。
この写真に写ってるのはお客さんを降ろして帰ってきた馬達。

馬車道と反対側はこんな感じ。
すでに墳墓が見えてます。

遺跡の看板からエルカズネまでは古代ローマ時代の石で舗装された道路(かなりガタガタ)
ここを馬車がかっ飛ばしていくけど、石で舗装されているところは本当にガタガタで乗り心地悪そう。

ナバテア人の都ペトラは隊商宿だったため、交易で来る人の為の神様と信仰する対象が祭られてたそうです。

一見お墓に見えるコレも神棚的な何かのようです。


じゃぁこれは何かというと・・足!!そう。足です。昔ここに大きなスケールの人の像があったようなのですが削れちゃってます。

こっちは人がつれてたラクダさんのおなか。つまり隊商のレリーフだったんですね。


正直早くも若干疲れた頃にエルカズネに到着!
ラクダ「疲れるの早すぎじゃない?」
っていわれてる感じがしました・・w

次回もペトラ編!